名称

ヒスイ(硬玉)/本翡翠/ジェダイト

産地

新潟県 糸魚川

子持勾玉について

「子持勾玉」（こもちまがたま）」とは
特殊な形状を持ち、その形が「子を持つ」ことを連想させることからその名前がつけられました。
通常の勾玉がくの字型をしているのに対して、中央にくびれがあり、そのくびれを挟んで丸い部分が2つ連なっている形をしています。
このくびれた部分が「子」を象徴し、その周りの丸い部分が「親」を表現しています。
この形状は、縄文時代から古墳時代にかけて実在しました。
子持勾玉は、縄文時代においては、特に産業文化期（紀元前3000年から紀元前2000年頃）に多く作られました。
これらの勾玉は、土器の製作技術や農耕文化の発展と同時に現れ、農耕や生殖、豊穣、生命力の象徴として捉えられました。
また、これらの勾玉は埋葬品としても使われ、死後の世界への道を示す役割を果たすこともありました。
現在、子持勾玉は貴重な歴史的遺産として扱われ、博物館でも展示されています。
その美しさと神秘性から、多くの人々に魅力を持つ芸術作品としても高く評価されています。

意味合い
云われ・伝承等

・5月の誕生石
・成功と繁栄の象徴
翡翠は古来より世界中の人に親しまれてきた伝統的な天然石で、パワーストーンを語る上で欠かせない東洋を代表する石です。
世界中の富豪たちは翡翠を強力な守護石として大切に扱われたと云われています。
金よりも価値がある石で、神々へ捧げる品や儀礼用の装飾に用いられるなど神秘のパワーを宿すと考えられていました。
翡翠は日本鉱物科学会により日本を代表する「国石」として選ばれています。

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ワールドストーンより